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【動画】東日本大震災についてのダライラマ法王の法話(前半)【イベント】

2011年4月29日にダライラマ法王による、
「東日本大震災犠牲者四十九日特別慰霊法要」
が執り行われました。


そちらについては、下記の記事をご覧ください。

【イベント】「ダライ・ラマ法王による東日本大震災犠牲者四十九日特別慰霊法要」に行ってきた【20090429】



このなかで、
ダライラマ法王による法話がありました。

その全内容を撮影しましたので、公開します。
(全30分の内の前半15分です)







スピーチの内容をテキストにしました。

こんにちは。

日本の皆様、一般の皆様方、
そして特に、この大地震によりまして被災された方々、
そして津波によって大変な目に遭われました方々、
そして原発の事故によりまして、いろいろ災害に遭われた方々が
たくさんおられると思いますけれども、

そのような被災地の方々は、
本当にひどい災害を被っておられているわけで
そのような中で、多くの方が尊い命を無くしておられます。

そして、亡くなった方々だけではなく、
その御遺族の方々にもたくさん残されているわけですが、
そのように本当にひどい災害を被られた中で、
本当にひどい苦しみを味わってこられ、
そして本当のつらい思いをした、ひどくされた方々が、
本当に大勢の方々がおられます。

そして、本当の多くの方が命を落とされているという中で
そのような皆様方全ての方々に
私から心からのご挨拶を申し上げたいというふうに思います。






そして、このような日本で大震災が起きたということが、
世界的なニュースとして流れた訳ですけれども
私自身もダラムサラにいる時にそのニュースを見まして、
ホントに、あぁ、ホントに酷いことが起こったというふうに
心にひどく悲しみが沸いて参りました。

そして、私たち人間達は、
例えどこにいても、どのような人であっても、
心の中から苦しみを避けたいと望み、
そして幸せになりたいということを望んでいるわけです。

そしてそのような中で、四大/五大、
そのようなこの世界の構成要素がございますけれども、
そのような構成要素がバランスを崩したという事から
生じてくるこの自然災害というもののなかで、
そのような悲しい出来事が起こってしまったということに対して
本当に悲しいことだという風に思います。

そして、地震や津波に加えまして、原発の事故ということから
さまざまな苦しみを皆様方被って来られたわけでございますが、

これらの問題、地震自身はこの天災、自然なる災害ということですが、
原発の事故という事によって、引き起こされた惨事というものは
私たち人間が作り出した問題となっているわけです。

そしてそのような事から、
私たちの心の中にはさまざまな不安や苦しみが生じてくるわけです。

そして、まず第一に日本の方々は伝統的に仏教の国である
ということが一つあります。

そして、第二番目に、
私自身個人的な観点から申し上げますならば、
昔からの知人、そして親しくさせていただいている
多くの友人の方々がこの日本にはおられるわけです。

そのような方々がそういった、地震、津波、
そして原発事故ということから、
非情なる大惨事に見舞われていると言うことから、
私自身の心にも非常に悲しい不幸な気持ちが
心の底から沸いて参りました。

そして、そのような気持ちが沸ていて来るならば、
私にできることと言いますのは、
祈願をし、そして被害者の方々の
心からの追悼の意を捧げさせていただく
ということ以外にはございません。

そして、まず仏教徒との一人であるという立場から、
皆様方日本も仏教国であるということですので、
普段から般若心経を唱えておられると思うわけです。

そのような大惨事が起きてしまったときには
この般若心経を読むと言うことによって、
私たちは宗教的な面から申し上げますならば、
法要をするということで被災者の方々、
そしてその周りの方々の御心を慰めるということが
できるというわけなんです。

日本にこの大震災が起きたときに
私はダラムサラにおりまして、ダラムサラでちょうど、
3/14,15日でしたけれども、タイから来られた
仏教徒の友人方が施主となった
法話をちょうど行っておりました。

その法話の中で、
さまざまな仏教についての説明/解説を
私はさせていただいたわけなんですけれども、

タイの方々は小乗仏教の国であるわけですが、
小乗仏教であれ、大乗仏教であれ、
この仏教に従事して、それを実践している者として同じ立場にあるわけです。

そこで私は、
被災地において、被災された方々に対して、
すべてのダラムサラにある僧院そして在家の人たち
そういった全ての方々のその法話の中において、
「ぜひみなさん、般若心経を日本の被災をされた方々のために、
読んでいただきたい」
ということをお話ししました。

そして「10万この回般若心経をぜひ、読んでください。」
というお願いさせていただいた訳です。









そして、私個人の思いを少しお話しさせて頂きますならば、
このような大災害に遭われたその国に行って
皆様方の御心の慰めに少しでもなれたらいいと、
いう気持ちがございました。

他に私にできることは何も無いわけです。
一般的に申し上げますならば、
人間の心の持ち方というものを考えてみるならば、

普通私たちの身に様々な苦しみや、問題や困難が沸き起こってくるとき
自分の知っている人がやって来て、そして
「心配しないでいいよ」
というような事を言っていただくと
とても心が慰めらるわけなのでございます。

わたしもこの日本の中に
多くの知人の方々が居らっしゃるということで、
きっと私自身も大変な思いをしたときに、
知人にそういうことを言っていただくことができたならば、
きっとすごく心が安まるだろと言うことを考えたならば、

皆様方もきっと同じだろうということが、
自分の心の中に沸き起こってきたわけなんです。

ですから日本の中には
私が存じ上げている方々がたくさんいらっしゃるという事で
心からそういった皆様方を慰めて差し上げたいという心が沸いてきました。

そして、たまたま、
この29日に私はロサンゼルスから始めて
アメリカのツアーを始める予定になっておりました。

そのような時に、
アメリカのトランジットとして
日本経由で、そしてその旅を始め、
そして日本の国にちょっと立ち寄らせていただいて
知人の日本人の兄弟姉妹の方々にお目にかかって
そういった気持ちを伝えることができたならば、そういう気持ちで、

そして、それと同時に四十九日の法要を営ませていただくことができたら
という思いで今日参りました、

そして、今日この場で
私のその思いが実現したことになります。

そのようなことに対して私自身
心から本当にうれしく思っております。









そして、仏教徒の一人の実践者/修行者の観点から
申し上げますならば、

何か逆境に立たされたような場合、
その逆境に立ったというその状況を
自分が悟りに至るための道の一つとして使う
という修行の方法が説かれております。

つまり、
そのようなひどい逆境に立たされたという困難は
起きてしまった場合は、
もうすでにそこに起こってしまったわけで、
それを無くすことはできないわけであるわけです。

ですから、ただこのような
悲しいことが起こったと、いう風にして悲しんで、
そして、心配するだけでは何の役にも立たない訳です。

そこで「シャンキテーバ」
日本語で「ジャクテン」と言いますけれども、
そのような同士の一人の方がおられますが、
その方がお書きになりました
「ニュー菩薩業論」というテキストがございます。

そのなかでこのように、シャンティデーバが
述べられている訳ですが、

「もし何事かが起きて、そしてそれを何とかする方法があるならば、
その何かの対策を講じる努力をするべきである。
そしてそれを何とかする方法が無いのであるならば、
それをそれ以上に悲しむ必要は無い」

ということを述べられているわけです。

ですから、皆様方もこの教えという
このアドバイスは非常に科学的と言いますか
非常に現実的な、毎日の日常生活に則した教えとなっていると
私は思います。

ですから皆様方も、
そのように一つ考えていただきたいと思うわけです。

起きてしまったことは、もう取り返しがつきません。

ですから、その代わりに、これから全く
落胆して勇気を無くしてしまうと言うことではなく、
これから先を見つめて、できる限りの努力をして、
再建復興のために努力をしていっていただきたいという風に思うわけです。

そして、
私はいつも日本を訪問させていただいております際には
日本の友人の方々、特に学校などを訪問させていただく場合に
そういった生徒さん等にお話していることに

「英語を是非勉強していただきたい」
「もっと英語力を付けてください」

ということをお話しさせていただいておりますので、

私自身もそれをちょっと実践して
英語ができるようなフリをさせていただいて、
英語でもお話しさせていただきたいと思います。

はっはっはっ(笑い)





後半の15分はコチラをご覧ください。

【動画】東日本大震災についてのダライラマ法王の法話(後半)【イベント】



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